雨の中山をわかりやすく分析してみた。
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今週は中山、中京と馬場について記事を書いてきました。
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それでは以下、本日の記事の内容です！
今日は今週の中山の天気が悪いということで中山が重馬場想定の場合、どんな馬場になるのかというのを検証していきます。
天気予報によると木曜日からずっと雨が降っているようでいくら水はけの良い中山でも重馬場は待った無しか！？といった感じですね、、、
そこで過去の野芝のみで行われた第四回開催中山で雨が降っていた日をピックアップしました。
下の表は第四回開催中山で雨が降っていた日の重馬場時のタイムと参考の良馬場時のタイムをまとめたものです。
タイム面でこれらのデータからわかることは超高速だった去年は重馬場になったとしても一昨年のそこそこ高速だった馬場と同水準にタイムの出る速い馬場だったということ。重馬場とは？といった感じですよね笑
今年も同様であるならば重馬場だから時計のかかる決着が得意な馬！と考えてしまうと痛い目にあうかもしれません。
さらに同年同開催の良馬場時のタイムとの比較をします。タイムは基本的に良馬場の方が最大で1.7秒ほど速いタイムがでるものの、ペース次第では重馬場の方が速い決着となる条件もあります。このことから重馬場になったとしても通常の競馬場の重馬場のくくりでは片付けられない速い馬場になっているのではと考えられます。
以上の考察から今年の京成杯AH、紫苑ステークスの重馬場時の決着タイムを予想します。
京成杯AHの去年のタイムは1:30.3。相当ハイペースだったことを考慮すると今年の決着タイムは1:31.8~1:32.8位の十分速い決着になるかなと考えています。
紫苑ステークスの去年のタイムは1:58.3。スローペースだったことを考慮すると今年は1:58.8~1:59.8位の決着タイムでしょうか。
どちらも それなりに速い決着だと思っています。
ただ想定よりも雨が降り泥んこ田んぼ馬場であれば排水が追いつかず去年のジャパンカップ（野芝のみの開催）のように走りづらく、内の経済コース前めで通った馬を差し馬が捕まえられない馬場になるのかなと思います。理由は野芝の特徴として含水率が高くなると滑って走りづらいということがあります。そのため速い上がりが皆使えなくなり、差しが効きづらいということです。また当然そこまで馬場が悪ければ決着タイムは遅いと思います。
ここまではタイムについて書きましたが次に伸びるコースについて考察します。
上の表に書いた重馬場で行われた2019/9/16のすべての芝レースの４角の写真を見ていきます。
注：黒く囲まれている馬が３着内馬です。
まずは２R。最内を意識的に避けているのがわかります。馬券内に来た馬の４角での位置どりは皆前目ですね。
次に３R。１頭すごい馬がいます。笑 この後３着内馬は皆直線では最内を空けて外に出していきました。内を嫌っているようです。
次は５R。外めをまくり気味上がってきた差し馬が馬券内。ただ４角時点で前につけられていた馬がきたと言えますね。相変わらず内は伸びていません。つまりここも前めで外め。
９R。午後は雨が止んでいましたが依然として重馬場。前が有利なのは変わりません。しかし午前中と変わったのが突然内が伸びるようになったことです。
１１Rも９Rと同じく前めかつ内めの馬の決着。明らかに内が伸びています。
１２Rも勝ち馬は外から来ましたがその他の馬は内前から伸びた馬でした。
これまでをまとめると、雨が降っていた午前中は４角で前めにいて、最内を避けた馬が台頭。
雨が止んだ午後は前めで最内〜内を通った馬が伸びるという雨の前後で結果が違うという面白い結果となりました。
なぜこれほど雨が止むと内が伸びるようになるのかの考察ですが、２０１４年の路盤改修で内の路盤に水はけの良い砕石層を入れたことと内側に暗渠管という排水管を入れたことが原因かなと思います。それともう一点仮説があってこれに関しては後日記事にしたいと思います！乞うご期待です！
つまり今年は雨が降り続けているならば外めを回れて４角の時点で前につけられる馬が良く、雨が止むのであれば内の先行〜中団に位置どりできる馬が良いのかなと予想します！
最後に血統面について、載せたいと思います。
血統についてはあまり詳しくないので（笑）軽く触れますが、これは今まで見てきた2019/9/16の3着内馬の血統構成です。
重馬場でもタイムは早いので父はキングマンボ、サンデー系が良さそう。
母父はノーザンダンサー系でしょうか。
参考までに、、
ここまで読んでいただきありがとうございました！
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